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私の事 [私]

私は東京で生まれ 小学3年生の時に両親の実家のある 東北地方に引っ越して来ました。

私は小さい頃の記憶が結構しっかり記憶されているので書きたいと思います。


東京に住んでいた時は ごく普通の女の子でした。
小学生の低学年の時は 答えが分からないのにも関わらず
みんなが手を上げてるという理由だけで 手を上げて 当てられ
平然としていた私です。
人前で 発表する事も 何ともなくて平気でした。
ちょっと 心配性な一面はありましたけど、人前で何かをする事に関しては
普通でした。


それの変化が表れたのは転校してから。

転校した小学校は田舎の学校で、1学年1クラスか2クラスの全校生徒200人余り。
転校生も滅多に来ない小学校に

東京から転校生が来た!

これだけで 全学年の注目の的に。

標準語を話す私に対して他のみんなは 方言なので
私の存在は余計目立つ。

初めに、え?と思ったのが掛け算の暗唱。
他の子が当てられたので だまって聞いてると
私が習ったのとでだしが違ってたの。

私が習った掛け算は
にいちがに、ににがし・・・・
さんいちがさん、さんにがろく・・・・

×1から習ったのに こっちの学校は×2から始まってました。

そこで 驚いたのに続き、
掛け算の読むイントネーション。
節回しとでも 言いましょうか。
田舎で訛りもあるので 私には 独特に聞こえました。
ここで、私の戸惑いが始まりました。

そして国語の時間の本読み。
これも、今まで 私が普通に読んで来た イントネーションと違ってて、
私はかなりの 戸惑いを覚えました。

長年住んでいたらすぐに馴染むと思ったの。
でも、私の気持ちの中では ずっと東京の人でいたい自分もあって
言葉は方言にならないように 努力してました。
なるべく、標準語、標準語と。

これが 私の成長のネックになってしまったと思います。

本読みも始めは、たぶん標準語で読めてたと思う。
でも、他の人が読んだ本の言葉のイントネーションと私のイントネーションの違いで
私の頭は混乱するようになりました。

そのうち、人前で本を読む時、変なイントネーション、目で文字を追ってるのに
なんでもないとこで つっかかってしまう。
すらすら本を読めない。
周りのみんなが 笑ってる。
先生に当てられると 異常に心臓がバクバクする。
息も吸えなくなる。

もう、本読みは学生時代全部引きずってました。

一人で 読むとすらすら読めるの。
でも人前だと 本を持つ手も震えるし 声も震えるし、最悪な状態。

そのうち 本読み以外でも 先生に当てられるだけで
↑に書いたような症状が出てきました。

中学生になっても同じ。
高校生になって 困ったのがリコーダーのテスト。
私はピアノも習っていたし 音楽は得意でした。
リコーダーも得意だったのに テストの時には異常にドキドキしちゃって
手が震える、震える・・・・。

あと選択授業で書道を取ったのですが
これもまた、筆が震えて うまく字が書けない。

なんだかんだで 学生時代はこんな感じで過ごして来ました。


今になってみれば
この症状は病気なのよね。

社会不安障害って言うんですって。


でも、私はこういう症状を性格だと思い込んでました。
だから 自分の気持ちで乗り越えなきゃダメだと。

この事は 誰にも相談した事もありません。
だって 性格の一部だと思っていたから。



その症状が 今高校2年生の娘にも出て来ました。
遺伝なのかなぁ~
きっと 娘にも何かきっかけがあったのかもしれないけど
それは本人も分かってないの。

今は ネットで色んな事を調べる事が出来るので
検索したら 似た症状の人が沢山いる事を知り
病名を知り、
治して前向きな人生を送る事が出来る事を祈り
娘を心療内科に連れて行く事にしました。


せめて 今の私の症状より軽くなるように・・・。




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